白の国、黒で覆って守らねば

 

心の深層に根付く姿が

人を愛する心地良さと

人を愛する卑しさを

人を愛する憧れさえも

黒く深く覆ってしまう

白く在りたいと願う程

白を抱きしめ過ぎてゆき

黒で覆って守らねば_

大事な大事な白の国

誰も白には成れなくて

例え時が凍っていても

真実が自由に実った証

心が黒く染まってゆき

やがて黒は安らぎに変わり

ただ黒く染まる快楽に_

黒が生み出す激しさに_

黒を愛さずには生きてゆけず

世界は彩りを失いゆき

誰かを愛す理さえも

うねる漆黒に消えてゆき

誰からも愛されない恐怖は

自己愛を生み出し消えてゆく

他人の愛を犠牲にして

自分の愛を守り抜き

白の愛を愛す度

黒の叫びは高まるばかり

白の姿を守るべく

心を黒く染め上げて

黒く深く落ちてゆく

黒は強く激しく深く

ここは黒く、 暗くて 白い

人を愛する事が出来ず

ただ

心の底が白過ぎただけ